いしだ くにお
石田 邦夫

宇都宮大学に着任する前は(株)東芝 研究開発センターで材料およびデバイスの研究に従事していました。有機非線型光学材料・GaN(窒化ガリウム)系LEDおよびパワーデバイス・白色LED用蛍光体の研究を通じて「世の中に出ていく技術に関する研究」を手掛ける一方、大型計算機の国家プロジェクトの中で大規模量子系の数値計算、特に光誘起構造変化と呼ばれる現象の理論構築という「ビジネスには直接関係しない研究」に取り組み、いわば「二足の草鞋を履く」研究生活を長らく続けてきました。ただし、これらの研究は互いに無関係では決してありません。基礎研究の知見を応用技術の研究に活かしつつ、逆に応用研究から出てきた新たな問題を基礎研究の題材とするサイクルを回すことによって、新しい研究分野を切り開くことを目指しながらさまざまな成果を上げることができました。その中で疑問に思ったこと・未解決の問題に本格的に取り組みたいと考え、大学に移って新しい研究テーマを手掛けています。
経歴
1964年 兵庫県神戸市生まれ
1987年3月 東京大学理学部物理学科卒業
1989年3月 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了
1992年3月 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(博士(理学))
1992年4月-2016年9月 株式会社東芝研究開発センター 研究主幹
2016年10月-現在 宇都宮大学工学部基盤工学科・オプティクス教育研究センター(兼担) 教授
その他
1989年6月-9月 米AT&Tベル研究所訪問研究員
2001年12月-2003年3月 東京農工大学非常勤講師(集中講義)
2012年9月-現在 法政大学兼任講師
2013年4月-2016年9月 横浜国立大学非常勤講師
2017年9月 山形大学非常勤講師(集中講義)
2018年11月 富山県立大学非常勤講師
2020年12月 千葉大学非常勤講師(集中講義)
受賞
電気化学会 蛍光体同学会 平成21年度蛍光体賞
研究分野
物性理論
特に光励起状態の量子ダイナミクス・光励起相転移・半導体光物性
連絡先
ishd_kn[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp
居室
宇都宮大学陽東キャンパス 1号館 1-215