【測】赤外域多入射角分光エリプソメータ

型式IR-VASE (2011年導入)
メーカーJ.A. Woollam Japan(東京都)
主な仕様波長範囲: 1.7~30μm(最大1.6~40μm)
波数分解能: 16,8,4cm-1
・入射角: 26~90° step 1°(反射),0~90° step 1°(透過)
検出器: DTGS
実績:基板,単層膜,多層膜.(材料↓)
 ■無機Al2O3,CaF2,CeYO,KRS5,MgF2,SiNx,SiOx,SiO2,TiO2,YF3,ZnS,ZnSe,ZrO2
 ■ガラスBK7,Glass,Silica,カルコゲナイドガラス
 ■半導体DLC,Ge,ITO,Si,SiC,SiGe,化合物半導体
 ■金属Ag,Al,Au,Cr,Mo,NiCr,Pt,SUS,Ti,TiN,W
 ■有機BM,EVA,PC,PE,PMMA,PP,PS,PVA,PVB,ほか
利用申請先宇都宮大学 機器分析センター
技術的問合先依田教員(装置管理者)→Contact
  • 留意事項: 基板ではドーパントの違いにより,薄膜では成膜手法や成膜条件の違いにより,nk値も違ってきます.よって文献値はあくまで参考であり,正確な数値データは実測して得る必要があります.得られたnk値を用いれば,有効性の高い多層膜設計を行うことができます.
    他のWebサイト(図4の下の段落) にも書かれていますが,まったく同感です.

■実測例