「教務」とは大学の授業に関する業務を言います。教務に関係する冊子は以下のものがあります。必要なときにいつでも参照できるようにしてください。
※発行年により、表紙が異なります。
各冊子の役割について簡単にまとめます。
教務に関するWebページを以下にまとめます。
在校生に関すること全般(教務以外も含む)
授業案内(シラバス)
必要な単位を修得することによって,その学士課程を修了したことが認められます。すなわち,卒業要件を満たして卒業です。この制度は別名「単位制」ともいい,工学部については,125単位以上修得して卒業となります。
また,通常は卒業するためには4年間以上在学することが必要です。(休学中の期間は除きます。休学については学生生活案内を参照してください。)
(Introduction 3.6)
電気電子分野では,卒業研究を履修するための研究室配属の段階で,卒業要件とは別に卒研配属要件を課しています。総単位数だけの話をすれば,第3年次終了時に107単位以上もしくは106単位以上(入学年度によって変わります)修得しなければなりません。なお,卒業研究を除く全ての必修科目が履修済みであることが条件に含まれます。
4年間で必要な単位を修得することができなかった場合,5年目以降も在学し続け,卒業に必要な単位を修得することになります。いわゆる留年です。最長8年間まで在学することができます。ただし,上で述べた卒研配属要件がありますので,本学科において留年という事態が発生するのは第3年次の終了時となります。
(履修案内)
「単位」はどれだけの履修をしたかを表す数値です。簡単に言えば,それぞれの科目を履修した証として得られるポイントです。
単位修得の流れを以下に述べます。詳しくは履修案内を参照してください。
秀, 優, 良, 可,不可,(例外として「履不」)「可」以上が合格で,単位を修得できます。一般論としては,総合点の満点を100%としたとき,60%以上の点数について「可」以上の成績が付きます。
(履修案内)
個別成績表は,各学期の初めに指導教員・担任から配付されます。同じものは,2年次以降の毎年6月頃に保証人(保護者)宛にも送付されます(入学時に同意していただくことが必要です)。
個別成績表の下部には表「修得単位・科目数」があります。この表にある"総合計"欄の数値は,履修の進捗状況を見るための第1の目安になります。 第3年次を終了の際,107(106)単位以上修得しているためには,各学期あたりに修得するべき単位数をざっと見積もれば,107(106)単位÷6学期=約18 単位(以上)となります。例えば第1年次が終了した段階では,2学期が経過していますから,18単位×2学期=36単位以上修得していることが望まれます。
なお,第2年次以降は,特例が認められた者以外は,一学期あたり最大で24単位までしか履修登録できませんので,第3年次になってからまとめて単位数を稼ごうとしても不可能だと述べておきます。1学期あたり18単位以上を着実に修得していきましょう。このペースから遅れがある場合,留年する可能性が大きいといえます。
個別成績票において,成績が「不可」と示されている科目が多い場合,履修の進捗状況はよくないといえます。特に必修科目について「不可」となっている科目が目立つ場合は要注意です。第1〜3の各年次・各学期に必修科目が設定されていますので,一度落としてしまった科目をあらためて履修し直すことは一層の負荷となります。
(Introduction 7.3)
学部卒業後は大学院に進学することができます。本学には博士前期課程(通称「修士課程」または「マスターコース」)と博士後期課程(通称「博士課程」または「ドクターコース」)が設置されています。博士前期課程を修了すると修士の学位が,また後期課程を修了すると博士の学位が授与されます。
近年の科学技術の高度化に伴って,大学院博士課程(特に前期課程)修了生に対する社会の需要は極めて大きくなってきました。特に,電気電子工学に関する専門的なエンジニアをめざしている人には,大学院に進学し,高度な専門性を養うと共に高い見識を身につけることを勧めます。企業側でも大学院修了の人材を望む傾向が強くなってきていて,就職決定の時期も大学院生は比較的早いという傾向にあります。
電気電子分野では毎年半数以上の学生が大学院に進学しています。各年度毎の進学者数については,
新入生&保護者の皆様へ > 就職関係
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