受験生の皆様へ

教育システム

単位

大学では,講義科目などを習得したと認められたとき,「単位をとった」といったり,逆にその科目を習得できなかった場合には「単位を落とした」などと表現するように,「単位」は大学生活の重要なキーワードです。

124単位

工学部では4年間で合計124単位を習得することが卒業の必要条件です。その内訳は,「初期教育科目(2単位)」,英語,スポーツトレーニング,情報処理基礎などの「教養教育科目(計18単位)」,電気電子の専門的な科目を学ぶ「専門教育科目(計90単位)」,そして自由に選択することができる「自由選択科目(計14単位)」から成っています。これらの数字からわかるように,専門教育科目は非常に重要なものです。



電気電子工学科の特色のある教育システム

初期セミナー

1年生の前期に「初期セミナー」を開講し,電気電子工学への導入教育を行っています。具体的には,1グループ15名程度にグループ分けし,毎週異なる研究内容について講義を受け,そして研究室見学を行います。電気電子工学の研究の最先端に触れることを狙っています。






学部・大学院一貫教育

学部4年間と大学院博士前記課程2年間の計6年間を一貫して教育する「学部・大学院一貫教育」を考慮したカリキュラム構成にしています。6年間の前半に当たる学部1〜3年では電気電子工学の基礎について徹底的に学び,後半に当たる学部4年生からの3年間を応用力の習得と研究のフェイズと位置づけています。






少人数教育

電気電子工学の専門基礎科目を「電気電子数学」,「電気回路I~III」,「電磁気I~III」とし,それらを必修科目として,学部1〜3年生で学習します。それらの科目では,講義だけでなく,演習の時間も設け,1クラス40名程度の「少人数教育」を行っています。大学の授業というと,大きな階段教室で数百人の学生を前に,教授がマイクを使って講義していると想像される方がいるかもしれませんが,本学科では少人数教育を目標としています。




クォーター制

「電気回路I~III」,「電磁気I~III」では4学期制(クオーター制ともいいます)を取り入れています。通常,本学では,前期・後期の2学期制で,講義などは週に1回だけなのですが,これらの課目では,前期前半(第1クオーター),前期後半(第2クオーター),後期前半(第3クオーター),後期後半(第4クオーター)に分け,週二回講義と演習を行うことによって集中的に学習します。